コンピュータと、道具の手入れと。

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大学を出てすぐの頃、仲間といっしょに、農業のマネごとをしていたことがあります。
ふだんはコピーライターとして働き、日曜日になると畑にでかけて、日がな一日草刈り(というよりも雑草と格闘)し、夕方、使ったカマを研ぐのです。最初のころはそれが面倒で、なまくらなカマを使って、刃こぼれを起こしたものでした———刃こぼれを起こすようだと、けっきょく作業効率が悪いだけ…と気づくまで、かなりの時間が必要でした。
話かわって、PC。こやつがトラブルをおこすと、
「まるでPCの奴隷になったようだ」という人がいますが、私はいつも、あのころのことを思いだすのです。どんなに技術が進んでも、PCは、自分の手や足、脳みその延長にある道具なのだから、手入れするのは当然では?って。

いまの仕事場のメインマシン、じつは、ノートPCです。
とはいっても、送られてくるPowerPointやpdfの資料を読みながら、取材で撮影した写真を眺めながらの書きモノが多いので、外部モニター2台をつないで使っています。
お仕事迅速! 締め切り厳守!がモットー(笑)のうちの事務所で、マシントラブルは命取りですから、メインマシンのほか、予備機を一台スタンバイさせているのですが…。

昨秋、そのメインマシンで異常終了が発生しました。予備機で仕事を進めながら調べたら、どうやらSSHD(HDDとSSDのハイブリッド)のトラブル。不良セクタを回避することで復旧はしたのですが、どうも挙動があやしい。しかたないので、新たにマシンを買い、トコロテン式に予備機に繰りさげたところで、すぐに異常が再発しました。
「これじゃ、予備機にもならないよ」ってことで修理を考えました。原因はどう考えてもSSHDですから交換が常道ですが、正規修理の見積もりをたのむと4万円強! 大枚払ってマシンを入れ替えたあと、さらにこの出費はいたいです。そこで自力換装を考えサポートに問いあわせたら、
「HDDの仕様など、開示できる技術情報はございません」とのお返事。まぁ、考えてみたら当たりまえですわね(苦笑)。

そこで、もう一度不良セクターを回避して仮復旧させ、PCに詳しい友人から教えてもらった「CrystalDiskInfo」というソフトをインストール。HDDの状態をチェックできるソフトなのですが、なんと、HDDの品番まで教えてくれる優れものなのです。かくして品番をたしかめ、ネットで後継モデルをさがし、年末にアマゾンで、いわゆるバルク品を8,000円弱で購入。
年があけた1月3日には商品が届き(宅配便に感謝!)
「さて、外科手術だ」の気負っていどんだのですが、DynaBookのSSHD換装はものすごく簡単でした。
・バッテリーを切り離す。
・裏のねじ4本を外す。
・裏蓋を取る。
・すぐにHDD(SSHD)が見えるので、ソケットから静かに外す。
・新しいHDD(SSHD)をソケットに挿す。
・裏蓋をとじる。
・裏のねじ4本を止める。
・バッテリーを取り付ける。
写真撮影も含めて5分もあれば作業完了でした。
あとは、リカバリーメディアを使って初期状態を再現するだけ(これは、さすがに数時間がかかる作業でした)。

ちなみに。
SSHDを換装し、クリーンインストールで余分なゴミファイルも一掃された新たな予備機は、おどろくほど軽快に起動し、機嫌よく働いてくれています。使っている私も、機嫌がよくなってきます。

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